毎月ある季節のお風呂 10~12月編
季節湯とは、季節(旬)の植物をお風呂に入れ、
体を温めアロマ効果を感じる入浴法の事です。お風呂タイムでリフレッシュでき、
「季節を肌で感じられるお風呂」と日本の文化として四季を毎月楽しめます。
今回は月ごとにある季節の10月~12月のお風呂をご紹介させて頂きます。
10月 生姜湯…生姜を浴槽に入れた生姜湯では、ショウガオールの働きにより身体が芯まで
じんわりと温まり、血行が促進されますので、冷え性や肩こりといった
症状のやわらぎが期待できそうです。そして新陳代謝が良くなることから
発汗作用も促され、湯上りはいつまでもポカポカです。
生姜湯に入り体を温め、風邪予防をしましょう!
11月 蜜柑湯…蜜柑の果皮には、柑橘類特有の爽やかな香気を放つリモネンという精油成分が
含まれています。リモネンは血行促進作用があるので、浴槽に蜜柑を
浮かべて入るといつまでも身体は温かく、湯冷めしません。
また、果皮は美肌効果のあるクエン酸やビタミンCが豊富に含まれているので
肌荒れやニキビ肌にも効果があるといわれているそうです。
蜜柑湯に入り、リラックスしつつ、ツヤツヤのお肌を手に入れましょう!
12月 柚子湯…冬至の日に柚子を浮かべたお風呂に入ると『1年中風邪をひかない』という
言い伝えがあります。柚子の精油成分には、蜜柑の皮と同じく血行を
促進させる働きがあり、風呂に入ると身体を芯から温めます。新陳代謝も
活発になるので、疲れや痛みもとれ、冷え性にも効果があります。
柚子湯は、日ごとに厳しくなっていく寒さに備えるための冬の風呂です。
柚子湯に入り、身体の芯から温め冷え性を改善しましょう!
温泉の恩恵を感じている日々、
季節湯を利用してさらに、贅沢な温泉にしてみませんか?
忙しい日常の合間にお風呂タイムを利用してほっと一息ついてみましょう。