花粉症に効く入浴方法
この時期、多くの人が悩まされている花粉症。今月は花粉症に効く入浴法をご紹介します。
花粉症対策の基本は花粉の除去です。
外出すると、衣服の他、髪の毛や顔、その他露出している部分に花粉が付着しています。
髪や顔など体に付着した花粉を除去するにはシャワーやお風呂が有効です。
帰宅後、着替えたらすぐに入浴すると良いでしょう。
このとき、シャワーやお風呂の湯を熱くしすぎない事を注意して下さい。
42℃を超える湯で入浴すると、アレルギー症状を悪化させる
ヒスタミンという物質が生まれることが研究でわかっているそうです。
低い温度の入浴で体が温まるか心配の方は、
温泉での入浴の場合、温熱効果が高い為、ゆっくりと浸かって頂ければ湯冷めしにくいです。
お風呂の湯気にも花粉症の、特に「鼻づまり症状」を和らげる効果があるそうです。
花粉症による鼻づまりは、鼻の花粉の充血によるものなので、
お風呂に入って血液をよくし、温かな湯気を吸いこめば、鼻づまりも一時的に解消します。
湯気を吸いこむことは軌道に適度な湿り気を与えますし、
気管の異物を排出させるための繊毛運動を正常化します。
そして入浴中おすすめなのが「温罨法(おんあんぽう)」という
昔からの眼科での処置として、蒸しタオルや器具で目を温める方法です。
お風呂に入って温泉で作った蒸しタオルを顔にあて、リラックスし目や顔の症状を改善しましょう!