温泉の温度の違いで効果も変わる、大事な入浴温度 ぬるま湯タイプ編
温泉の温度によって得られる効果が全く変わってきます。
温泉の温度について大まかに「高温タイプ」・「ぬるま湯タイプ」の2種類に分けて詳しく紹介していきます。
今回紹介する「ぬるま湯タイプ」には副交感神経を刺激して精神を落ち着かせ心身ともに
「リラックス」を与えてくれる作用があります。
温泉の温度をさらに細かく分けてその特徴を見ていきましょう。
◆高いリラックス効果が期待できる「微温浴」(37℃~39℃)
副交感神経を刺激して精神を落ち着かせ、
リラックスさせてくれる効果のあるお湯の温度です。
精神を落ち着けると同時に、脈拍数を下げ、血圧を低下させる効果もあります。
入浴時間の目安は37℃~39℃の温度で15~20分間です。
ちなみに夏は38℃、冬は40℃のお湯につかることで、
最も高いリラックス効果が期待できるそうです。
◆心臓に負担をかけない入浴「不感温浴」(34℃~37℃)
体温と同じくらいの温度で、
熱いとも冷たいとも感じないお湯への入浴法を「不感温浴」といいます。
入浴時間の目安は37℃~39℃の温度で30分~2時間です。
長い時間をかけて入浴することで、高い鎮痛作用が期待でき心身ともにリラックスするそうです。
入浴によるエネルギーの消費量が少ない特徴もある等、
脈拍や血管等にほとんど変化が起こらない入浴法であるため、
心臓に不安を抱えている方にもおすすめです。
温度によって得られる効果が全く変わってきます。
温泉がもつ良い効果をうまく活用しながら生活していきましょう!